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ちいろばの理念

  ■■■全体理念■■■
~「いつもここ」にあるみんなの心の故郷になる~
(スローガン):0歳から100歳までの子ども達と共に


 時代は目まぐるしく変化しています。特に、産業革命以降の世界の変化は、私たちにも「変わる」ことを常に要求してきました。
「変わる」ということが、当然のように思われているこの世の中が、
人に残すものは一体なんでしょうか。
 もちろん「変わる」ことは大事なことです。でも、「変わる」ことで、その人やモノの本質が失われ、そこには不安と混乱ばかりが残るのだとしたら、それはとても不幸なことです。ですが、この世はその不幸を追い求めているのではないかと、疑いたくなる日常がなんと身近にあることか。
 そんな日常の中でも、ここにはいつもの人がいて、いつもの笑顔があって、いつもの自然があって、いつもの心地良さがある。
「いつもここにある」、という安心感とやすらぎこそ、人の心を穏やかにする処方箋ではないでしょうか。そんな「いつもここ」にある心の故郷を、ここを訪れる0歳から100歳までの子ども達に残せたらどれほど幸せなことか、私はそう思うのです。
 
 「人生に迷ったときに、躓いたときに、もしくは安らぎたいときに、
ここに戻ってこられる
」、そんな場を作りたいという願いから、この理念が生まれました。


■■■子ども理念■■■
~小さなときに愛したものは、大人になっても守りたくなる~
 

 全体理念を「子ども」に焦点を当てたときの理念です。
まさに、故郷を愛する想いは、小さな頃に育まれると感じています。
そして、故郷に関わるあらゆるもの、人、自然、想い出、といった ようなものも、例外ではないのです。これからの未来を担っていくのは、疑いなくこれからの子ども達です。
 我々大人には、そんな子ども達の成長と発達を見守り促す義(ただ)しい務めがあるのです。
 私は、こんな未来を負わせてしまって子どもたちにすまないとすら思うことがあります。それでも、子どもたちは 生まれ生きていくのです。その中ででも生きていく秘訣は、一つでも多くのものを愛していくことではないでしょうか
 子どもたちに未来への希望を我々が託すのだとしたら、
何よりも「愛する気持ち」を育てたい。そして、あふれる愛で未来を生き、自分がかけがえのないと思えるものを守り伝えてほしいと、願わずにはいられないのです。
 

保育方針と保育目標

■■■保育方針■■■
  1. 保育者、保護者、地域の方々との連携で、子どもたちの成長を促し見守ります。愛にあふれる場を作ります。

  2. 自然との共生をモットーに、毎日、自然体験活動を主軸とした保育活動を行います。

    森、山、川などの環境で遊びを通した活動を行い、人や自然との 関わりを楽しむ心や思いやりの心を育てます。

  3. 子どもたち一人ひとりの自主性を尊重します。

    何事も自分で考え言動できるように援助し、見守ります。

  4. 何事も、知ることよりも直接体験を重視した保育活動を行います。

    五感をフルに活用し、感受性を養います。

 

 

■■■保育目標(保育者の願い・目指す子どもの姿)■■■

 生きる力を育む

(そのための4本柱が以下:人間形成の基礎の基礎を形作る)

 ①直接体験: 遊びを通じて、人の生活に関わる基本的な技術や

        知恵を識る直接体験の機会を日常的に作る。

        自ら触れていく経験を積む。

 ②考える力: 生活の中で起こる様々な事から、自分の頭で考え、

        行動し、更には選択できる力の基礎を育む。

 ③自己肯定感:自然の中での遊びや、友人との深い関わりの中で、

        ありのままの自分を受け入れ、愛する力を育む。

 ④認め合う心:自分と同じように、他人の意見や考え、生き方を

        受け入れ、愛する気持ちを育む。

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